高校時代の心境

 皆のblogを読んでいると結構学ぶことが多いし、共感することも多かった。なので、今回私も少し真面目な内容で話を進めていこうと思う。

 

高校時代のサッカー部であったときの心境だ。

皆も知ってるように、私は入学当初、同年代の中でも1番下のカテゴリーであった。正直、めちゃくちゃ悔しかった。別に自分のスキルに自信があったわけではないが、小学校、中学校、では同年代のカテゴリーで劣った経験がなかったからである。同年代の試合に出れない。こんな屈辱的なことはなかった。でも、実際に練習をしてみて実力の差を感じることは多々あった。やっぱり、クラブのやつは上手かったし中体連でも上手い奴はうまかった。

1番下のカテゴリーの練習は私にとって嫌なことが多かった。今だから言えることだが、正直、上のカテゴリーに上がるのを諦めてる奴が多かったからだ。しかし、私の性格上、気持ちとは裏腹にそういうところに表面上で練習だるいよな的な感じで合わせてしまう自分も居た。そんな自分に嫌気がさしたとかもあった。この練習ダルいという雰囲気や部活を辞めたいという理由が正直、私にはわからなかった。上手くなりたい、というよりも自分の代で試合に出たいっていう気持ちが強かった。今でも、覚えているが私がAチームに上がったときのきっかけだ。朝練である。みんな、何気なく朝練をやっているが、あれは大きなチャンスである。なぜなら、下のカテゴリーにとって唯一、水庫さんに直接みてもらえる機会なのである。一発逆転のチャンスなのだ。これをただ適当に朝眠いな、寒いな、などと適当にやっていては勿体無いと今では強く思う。この朝練で私は一対一のオフェンスをやっていて先輩を抜いた所を丁度水庫さんが見ていて、その日の午後練に初めてAチームに上がった。別にディフェンスの能力を買われたわけではないが、素直に嬉しかったのを今でも覚えている。これ以来、私は下に落ちることは無かった。これはただの自慢である。

話を戻そう。Aチームに上がったのは嬉しかったが、反面練習はめちゃくちゃレベルが高くきつかった。最初はまじで苦しかった。こんなに怒鳴られるものかと。トップの先輩達は全員怖かった。それでも、人間は慣れの生き物だ。二週間程度その環境には慣れてくるのだ。最初はあんなにキツかったものが良く慣れるもんだなと思った。逆にこれに慣れたら自分の代の練習では緩く感じる場面も多かった。今でも思う一個上の作っていた環境は素晴らしかった。自分を極限まで育ててくれたと思う。

自分の代で試合に出たいならば絶対に上の学年と練習すべきだと身にしみて感じた。成長速度が桁違いに上がる。さらに、試合に出れれば経験値は何倍にも膨れ上がる。本当に水庫さんには頭が上がらない。よく私を使おうと思ったなと。

 

結局、何が言いたいかと言うと現役の時では気付けなかったことが今では、あーすればよかったとか色々とある。

今の心境で練習すれば全国制覇も夢ではないなと。

 

 

高校サッカーまたやりてぇなぁぁぁあああああ。

 

 

次は先輩が引退した後とかも書いてみようかな。